井上円了の思想に迫る東洋大学特別講演会
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東洋大学で開催される「空海「秘蔵宝鑰」を読む」は、真言宗の宗祖・弘法大師空海が著した教えを現代に伝えるための公開講座です。仏教全般や密教の深い知識を分かりやすく学び、参加者同士で共に議論することで、自身の哲学や思想を見つめ直す機会となります。今回のイベントは、歴史ある空海の教えを通して、心のあり方や生き方について改めて考え直す絶好のチャンスです。
これからイベントに参加しようと考えている方へ、イベントの全容や魅力、そして参加するメリットについて詳しくご紹介いたします。
「空海「秘蔵宝鑰」を読む」は、弘法大師空海の主著である『秘密曼荼羅十住心論』の簡略版として位置づけられた『秘蔵宝鑰』を題材に、空海が考えた道筋やその思想の背景、仏教各宗の教理を学ぶことを目的としています。参加者は、空海ならではの哲学的な世界観を理解するための講義を受けるとともに、密教の特質や仏教全般にわたる深遠なテーマに触れることができます。
講座は、単に書物を読むだけではなく、講師による解説やグループディスカッションを通じた参加型の学びとなっており、集中して談義にふけることで、普段の生活では得られない精神的充足や新たな視点の獲得を実現します。
イベントは全6回にわたって開催され、各回ともに同じ時間帯(10:30~12:00)に設定され、参加者がゆったりと講義に集中できる環境が整えられています。初めて公開講座に参加する方でも分かりやすい内容となっており、仏教や密教の知識がなくても安心して学ぶことができます。
この公開講座は、弘法大師空海の思想に迫ると同時に、書物に込められた深い意味や歴史背景を解説することで、参加者一人ひとりが自らの生き方や考え方を見直すきっかけを提供します。
「秘蔵宝鑰」は、もともと複雑な仏教教理を簡略化し、より広い人々に理解してもらうためにまとめられた書物です。講座では、空海がどのような考え方でこの書物をまとめたのか、その裏側にある歴史的・文化的背景についても詳しく解説されます。また、密教が持つ独自の世界観や、その実践方法についても触れ、参加者が現代の生活にどう取り入れるかを考えるヒントが得られる内容となっています。
この学びは、単なる知識の習得に留まらず、参加者一人ひとりの内面的な成長や、精神の豊かさを育む場として設計されています。講師陣の熱意ある解説と、参加者間の意見交換を通じ、今まで知らなかった視点を発見する機会になるでしょう。
この公開講座の最大の魅力は、何と言っても空海の思想に直接触れる点にあります。弘法大師空海は、日本における仏教の発展に大きな影響を与えた偉人であり、その著作『秘蔵宝鑰』は、当時の宗教観や哲学的思索が凝縮された貴重な書物です。講座では、この書物を現代の視点で読み解き、空海が提示した道筋や思索が、どのように現代社会に通じるかを考察します。
参加者は、歴史的背景や文章の奥深い意味を学ぶことで、普段の生活の中で感じる問いや疑問に対する新たな回答を見出すかもしれません。また、多様な参加者とのディスカッションを通じて、自身の考えを深めると同時に、多角的な視点を養うことができます。
多くの人が仏教や密教というと敷居が高いと感じるかもしれませんが、本講座は専門知識がなくても安心して学べるよう工夫されています。講師陣は、難解な専門用語や概念を噛み砕いて解説し、初心者でも理解しやすい講義内容となっています。
また、具体的な事例や、空海自身の人生エピソードを交えて講義が展開されるため、参加者は歴史的事実や文化背景に触れながら、空海の思想を実感することができます。これにより、学びの場としての有意義さだけでなく、参加者が自分自身の生き方を見つめ直すきっかけとなるでしょう。
講座は、ただ受動的に知識を得るだけでなく、参加者同士の交流を大切にしています。講義の後には質疑応答やディスカッションの時間が設けられ、普段はなかなか語り合えない空海の思想や仏教の教理について、自由に意見交換することができます。
この交流の中で、自分自身とは異なる視点や価値観に触れることで、新たな発見や気づきを得ることができるのです。初めてこの分野に触れる参加者でも、同じ興味を持つ仲間と出会い、和やかな雰囲気の中で学びを深めることができるのは、本講座ならではの魅力です。
この公開講座は、2025年5月17日(土)から7月26日(土)まで、全6回にわたって開催されます。各回ともに、午前10時30分から正午までの1時間30分(10:30~12:00)で実施され、参加しやすい日程が組まれています。
開催日は、2025年5月17日、5月31日、6月14日、6月28日、7月12日、そして7月26日の各土曜日となっており、連続性を持たせながらも、受講者が十分に検討や復習の時間を持てるように配慮されています。参加希望者は、東洋大学公開講座の公式ページにて、4月1日(火)から5月7日(水)までの申込期間内に手続きを行う必要があります。申込期間中は、イベントの定員や参加条件に関する最新情報も確認できるため、余裕を持った申し込みが推奨されます。
講座の会場は、東京都文京区白山に位置する東洋大学 白山キャンパスです。住所は「東京都文京区白山5-28-20」となっており、公共交通機関でのアクセスが便利です。
最寄駅は「白山(東京)駅」で、そこからは徒歩5分と非常に近く、その他「本駒込駅」からも徒歩6分、「千石駅」からは徒歩12分程度の距離にあります。これにより、都心からのアクセスも容易であり、多くの受講者が公共交通機関を利用してスムーズに会場へ到着できます。
また、自家用車での来校は駐車場が利用できないため、駐輪場も含め公共交通機関の利用を推奨しており、受講者の移動に関する疑問にも丁寧に対応しています。
この公開講座は有料となっており、対面型での参加の場合、受講料は9,900円(なお、東洋大学の学生は別料金)です。
参加者は、事前に東洋大学公開講座のTOPページから申し込み手続きを行う必要があり、講座に関する詳細な情報や問い合わせ先(電話:03-3945-7635:東洋大学 社会貢献センター事務室)も公式サイトにて確認できます。
料金に見合った内容が充実しており、学びや交流の場として非常に価値のある講座となるため、受講を検討している方は、公式サイトをチェックしてみることをおすすめします。
「空海「秘蔵宝鑰」を読む」公開講座は、単なる知識の伝達に留まらず、古代の思想と現代の生き方を見直す貴重な機会です。弘法大師空海の教えに触れ、その深い哲学や仏教の教理を学ぶことで、内面の成長や新たな視点の発見が期待できます。
全6回にわたって開催されるこの講座は、学びながら参加者同士が交流する場としても機能しており、普段はなかなか味わえない精神的充足感を提供します。また、東京都文京区という好立地での開催や、充実したカリキュラム、受講料に見合う高い学びの質から、初めて仏教や密教に触れる人にも非常におすすめできるイベントです。
仏教や密教の知識に興味がある方、また自身の考え方をより深く掘り下げたいと考えている方は、ぜひこの機会に「空海「秘蔵宝鑰」を読む」公開講座に参加して、空海の偉大な思想に触れてみてください。皆さまの参加を心よりお待ちしております。
東京都文京区白山5-28-20