広島県呉市に位置する松濤園 陶磁器館で開催される「伊万里焼誕生」というイベントは、日本の磁器の歴史を深く知ることができる貴重な機会です。イベントでは、伊万里焼の誕生からその発展の歴史を学び、初期伊万里の所蔵品を中心に中国や朝鮮の磁器の影響についても紹介されます。また、志野焼と共に白いやきものへの憧れの歴史も展示され、陶磁器ファンのみならず歴史に興味のある方にとっても必見のイベントです。
「伊万里焼誕生」というイベントは、2025年4月9日(水)から6月23日(月)まで開催されます。開館時間は9:00から17:00までで、最終入場は16:30となっており、火曜日は休館日です。ただし、ゴールデンウィーク中の4月29日(火・祝)は開館し、翌日が休館になります。また、5月1日から5月12日までは休まず開館しています。
このイベントは、松濤園 陶磁器館で行われ、伊万里焼が日本初の磁器として1610年代に肥前・有田で誕生した背景やその後の急速な発展、また世界中での人気を集めるに至った歴史を知ることができます。
展示内容は、初期伊万里の所蔵品を中心に、伊万里焼がどのようにして発展を遂げたのかを詳しく紹介します。それと共に、中国や朝鮮の磁器、志野焼を通じて、白いやきものへの憧れを育んだ背景を学ぶことができます。
伊万里焼の最大の魅力は、その美しい装飾と洗練されたデザインにあります。日本国内だけでなく、当時の技術と美意識が結集した作品は、現代に至るまで多くの人々を魅了しています。伊万里焼の展示を通して、その先進性と日本文化の深さを再発見することができるでしょう。
特に陶磁器ファンには見逃せないイベントです。さまざまな背景や技術を持った陶磁器の数々を目の当たりにすることで、日本の伝統工芸の粋と魅力を堪能することができます。
このイベントは、2025年4月9日(水)から6月23日(月)まで開催されます。会場となる松濤園 陶磁器館は、広島県呉市下蒲刈町下島2277-3に位置しています。
アクセス方法については、広島駅から自動車で約1時間、または呉駅から国道185号線を竹原方面へ約35分の場所にあります。50台の駐車が可能な無料駐車場が下蒲刈市民センター前に用意されています。
「伊万里焼誕生」は、歴史ある伊万里焼の魅力を存分に堪能できるイベントです。その発展の過程や影響を受けた世界の磁器について詳しく学ぶことで、陶磁器に込められた技術と美意識を再認識できるでしょう。この機会に、ぜひ松濤園 陶磁器館を訪れ、伊万里焼の世界に触れてみてください。家族や友人と、または陶磁器に興味のある方同士で訪問し、それぞれの作品が持つ物語を共有することで、さらに楽しむことができるでしょう。
広島県呉市下蒲刈町下島2277-3