「雨宮庸介展| まだ溶けてないほうのワタリウム美術館」は、アーティスト雨宮庸介さんの東京初個展として、訪れる観客に多岐にわたる作品体験を提供します。ドローイングや彫刻、パフォーマンスなどを通じて、雨宮さんの独自の表現が展開されるこの展覧会は、鑑賞する方々に新鮮な感動を届けます。
このイベントは、2024年12月21日(土)から2025年3月30日(日)まで開催されます。会期中、毎週土曜日の夕方5時からは雨宮さん本人によるライブ制作「人生最終作のための公開練習」も催される予定です。会場となるワタリウム美術館は東京都渋谷区に位置しており、現代的なアートを背景に作品が展示されます。
展覧会では、雨宮庸介さんの最新のVR作品を中心に、溶けたりんごの彫刻や石巻13分の記録映像、そして1300年持ち歩かれた石にまつわるペーパーなど、さまざまな作品が展示されます。これらの作品は、ただ見て感じるだけでなく、そのユニークなテーマによって思索を促すものとなっています。
この展覧会では、ドローイングや彫刻、最先端のVR技術を駆使した作品と、さまざまな形態のアートに触れることができます。特にVR作品とそれに関連するドローイングが同時に展示されることで、来場者は仮想現実の中に込められた意図を深く理解することができる仕掛けが施されています。
毎週土曜日のライブ制作では、観客はアーティストの創作過程を直に目にすることができ、アートが生まれる瞬間を体感することができます。これにより、アーティストと作品との距離が縮まり、より親密にアートを楽しむことが可能になります。
展覧会は毎日11:00〜19:00まで開館していますが、月曜日は休館日です。ただし、2025年1月13日と2月24日は特別開館日となっています。また、年末年始の12月30日(月)から2025年1月3日(金)までは休館となります。
ワタリウム美術館へは、東京メトロ銀座線の外苑前駅、半蔵門線の表参道駅、またはJR山手線の原宿駅からのアクセスが便利です。各駅から徒歩で到達可能な距離にあり、都心の中で気軽に訪れることができます。
「雨宮庸介展| まだ溶けてないほうのワタリウム美術館」は、現代アートの多様な側面を体感できる貴重な機会です。開催期間中は、多彩な作品観賞とアーティストのライブ制作を通じて、アートの新しい魅力を発見することができるでしょう。雨宮庸介さんの作品に触れ、アート好きの人も、そうでない人も、新しい視点を得ることができるこの展覧会をぜひ訪れてみてください。
東京都渋谷区神宮前3-7-6