広島県尾道市にある浄土寺は、古くから文化と歴史が交錯する地として知られています。今回の特別公開では、源氏物語の美しい扇面貼交屛風が約6年ぶりに地元で展示され、多くの人々を魅了しています。
源氏物語図扇面貼交屛風は、縦155センチ、横365センチの六曲一双の大きな屛風です。この屛風には、源氏物語の重要な場面が四季の移ろいに合わせて描かれており、60枚の扇絵で構成されています。中でも「浮舟」や「夕顔」の場面は特に注目され、日本最古とされています。
この屛風は、室町時代後期に土佐派の絵師が手掛けたとされる貴重な作品です。現代に至るまで、その完成された美しさは多くの人々を魅了し、尾道市の重要文化財に指定されています。
屛風には四季折々の自然と共に、源氏物語の名シーンが掛け合わされて描かれています。四季の移ろいに合わせて場面が進行するため、訪れる度に異なる情景を楽しむことができます。
紫式部が紡いだ源氏物語は、日本だけでなく世界的にもその文学的価値が認められています。この展示を通じ、今一度その魅力を再確認できる貴重な機会です。
この特別展示は、2024年10月26日から11月4日までの期間限定で開催されています。展示は午前10時から午後4時半まで(受付は午後4時まで)行われており、一般の入場料は1,500円、大学生・高校生は500円、中学生以下は無料となっています。
浄土寺の所在地は、広島県尾道市東久保町に位置しています。公共交通機関でのアクセスも可能で、尾道市内やその周辺からのアクセスが便利です。詳細なアクセス方法やお問い合わせは、実行委員会に直接確認することができます。
源氏物語図扇面貼交屛風の特別展示は、日本の文化遺産に触れる絶好の機会です。秋の季節に広がる美しい風景とともに、雅な古典文学の世界に浸る一日を過ごすことができるでしょう。尾道市の浄土寺で、文化の豊かさと歴史の深さを体感してみてください。