
東武動物公園駅東口線認可で始動する快適アクセス改革計画大発進
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令和6年度の「\実施報告!令和6年度『今日、すぎとをのっとりたい人募集』!/」は、杉戸町の公共空間を活かし、地域住民が自分の「やってみたいこと」を実現するための公募型まちづくりコンペです。行政と民間の連携により、地域全体の変化を生み出すことを目的とし、各種イベントを通して市民が直接企画・実践する試みが進められました。ここでは、各イベント内容や開催時期、イベントの魅力、そしてアクセス方法など、初めて参加される方にも魅力が伝わる情報を詳しくご紹介いたします。
「今日、すぎとをのっとりたい人募集」は、東武動物公園駅東口通り線周辺エリアにおいて、住民自らが地域の公共空間を活用し、「自分のやってみたいこと」を提案・実践することを促す取り組みです。このコンペ形式のイベントは、採択された企画に対して行政および民間からの支援が提供される仕組みとなっており、地域住民が主体となって町づくりに関わる新たなステージを構築することを目指しています。
また、この取組みは杉戸町が官民連携で策定した「東武動物公園駅東口通り線周辺まちづくり構想」に基づき、エリアに存在する余白ともいえる公共空間を積極的に活用することで、一人ひとりが地域の変化の担い手となることを期待されています。
報告書によると、令和6年度には多彩なイベントが順次実施されました。まず、8月2日に開催された「マチナカリビング流灯前夜祭」では、初めて「のっとりたい人」として参加者がデビュー。路上詩人によるパフォーマンスや、自作のグッズ販売、さらには古利根川の遊覧船に乗船しながらのYouTube配信など、多種多様な企画が実施され、エリアに新たな風を吹き込みました。
続いて、群馬県のeスポーツ・クリエイティブ推進課の事例を学びながら、「ぷよぷよeスポーツ」体験ブースが設置されました。古利根川の護岸にゲームのプレイ画面を投影し、参加者が実際にプレイを楽しんだりその様子を観戦できるという新しい体験が、多くの来場者に好評となりました。
また、9月11日からは「ゲームおじさん」というイベントが毎週第2・4水曜日に、15:30~17:00の時間帯でココティすぎとにて開催されています。学校や家庭とは異なる「サードプレイス」として、放課後の子どもたちがゲームを通じて交流や学びを深める憩いの場として機能し、現時点で延べ約150名の参加者が集いました。なお、令和7年1月14日には埼玉新聞に取り上げられ、地域交流の新たな形として注目されました。
10月12日からは、杉戸小学校校庭で「週末ラジオ体操」が始動し、毎週土日7:30~7:40に実施。これまでに45回の開催で約1000人の参加者が集い、老若男女が集まるアクティブな交流の場となっています。体調不良の場合でも参加者が代役で進行するなど、地域全体での連帯感が感じられる取り組みです。
さらに、11月1日・2日に開催された「下総・武蔵ビール&ハイボールフェス+盆踊り」では、ココティすぎとを会場とし、地域の飲食店や地元工房が出店。お酒を中心としたイベントとして、来場者数は約2000人を記録し、経済効果も大いに期待される結果となりました。当日は天候に左右されながらも、パンチの効いた盆踊りが雨にも負けず開催され、多くの人々が一緒に楽しむ場となりました。
12月には、金曜夜の公園で開催された「Friday Park Games」が実施され、チラシの生成にAIを活用した広報方法や、外部の学生ボランティアの参加など、従来のイベントとは一線を画す斬新な企画が展開されました。これにより、夜間でも手軽に参加できる新しい形の交流の場が試みられ、参加者からは自由な雰囲気と新たな出会いの場として高い評価を受けました。
このイベントの大きな魅力のひとつは、地域住民が企画立案から実施、そして新たな活動へと発展させる点にあります。参加者それぞれの個性豊かなアイデアが花開き、路上でのパフォーマンス、グッズ販売、配信、そしてeスポーツ体験など、年代や趣味を問わず楽しめる企画が多数展開されました。
特に「ゲームおじさん」や「週末ラジオ体操」は、学校や家庭外の第三の居場所(サードプレイス)として親しまれ、地域全体での交流促進に一役買っています。これにより、孤立しがちな地域住民が一堂に会し、自然な形で交流を深められる環境が整えられています。
各イベントは、会場となる公共空間の特性を最大限に活かした工夫がなされています。例えば、古利根川の遊覧船を活用した動画配信や、護岸に投影されたゲーム画面、さらには室外でのラジオ体操など、通常のイベントでは得られない斬新な体験が参加者に提供されました。
また、下総・武蔵ビール&ハイボールフェスでは、地元の飲食店や企業が一堂に会し、普段はなかなか出会うことのない多様な人々との交流を強調。雨天という困難な状況ながらも、地域が一丸となってイベントを盛り上げたエピソードは、参加者間の絆を一層深める結果となりました。
本取り組みは、単なる交流イベントに留まらず、地域経済の活性化にも寄与しています。特に11月のビール&ハイボールフェスでは、出店店舗数13店舗、売上高も1日目170万円、2日目90万円と、経済活動に対するインパクトが顕著に現れました。実行委員会のメンバーや地元企業が率先して企画・運営に携わることで、参加者だけでなく地域全体が一体となった経済効果が期待されています。
さらに、地域の公共空間を活用する取り組みは、今後のまちづくりのモデルケースとしても注目され、行政と市民、民間団体が連携して新たな価値を創出する実例として高く評価されています。
今回の「今日、すぎとをのっとりたい人募集」では、令和6年度を通じて複数のイベントが計画され、実行されました。具体的には:
・8月2日:マチナカリビング流灯前夜祭において、のっとりたい人のイベントデビュー
・9月11日~:毎週第2・4水曜日に「ゲームおじさん」が開催
・10月12日~:毎週土日の朝に杉戸小学校校庭で「週末ラジオ体操」を実施
・11月1日・2日:ココティすぎとにて「下総・武蔵ビール&ハイボールフェス+盆踊り」を開催
・11月15日及び12月13日:金曜夜に「Friday Park Games」が試行される
このように、イベントは8月から12月にかけて季節ごとに異なるテーマで展開され、参加者はその時々の地域の雰囲気や天候、さらには体験内容のバリエーションを楽しむことができます。
イベント会場は主に杉戸町内の公共施設や地域コミュニティスペースが使用されています。具体的には、ココティすぎとや杉戸小学校の校庭など、地域住民にとってなじみ深い場所で開催されているため、訪れやすさも魅力の一つです。
また、交通手段としては車でのアクセスも可能で、杉戸町役場周辺の案内表示や地元バス路線等、地域住民向けの案内が整備されています。詳しいアクセス方法や最新の情報につきましては、各イベント主催者のSNSを以下のリンクからご確認いただけます。
ゲームおじさんSNS
企画支援 UEMURA BROTHERS SNS
週末ラジオ体操SNS
下総・武蔵ビール&ハイボールフェスSNS
各会場は、地域のランドマークとしても認知されており、初めて訪れる方でもわかりやすい案内図が用意されるなど、安心して参加できる環境が整っているのも、このイベントの大きな特徴です。
令和6年度の「\実施報告!令和6年度『今日、すぎとをのっとりたい人募集』!/」は、杉戸町が公共空間を最大限に活用し、住民一人ひとりのアイデアや活動を支援するまちづくりプロジェクトです。8月から12月にかけて実施された各種イベントは、地域住民が主体となって自分たちの暮らす環境をよりよくしようとする情熱と、様々な年代や趣味を持つ市民が一堂に会する交流の場として、大きな成果を上げました。
今回の取組みでは、路上パフォーマンスやeスポーツ体験、子どもたちのための「ゲームおじさん」、さらには地域全体で楽しむラジオ体操やビールイベント、金曜夜の気軽なゲーム交流会など、非常に多彩なプログラムが展開されました。これらのイベントは、単なる娯楽に留まらず、地域経済の活性化や市民間の繋がりの強化という側面も持ち、今後のまちづくりのモデルケースとして多くの注目を集めています。
初めてこのイベントに参加される方でも、地域の魅力を肌で感じ実際に体験することで、杉戸町が目指す「共感者」としてのまちづくりの実現に触れることができるでしょう。各イベントの開催期間や会場へのアクセス情報は随時更新されており、公式SNS等で最新情報が発信されていますので、ぜひチェックしてみてください。
このように、多様なプログラムが用意された「今日、すぎとをのっとりたい人募集」は、参加者それぞれが自分の思い描く未来を実現する場であり、地域全体が一体となってより良いまちづくりを進めるための大きな一歩となっています。杉戸町の未来を共に作り上げるこの機会に、ぜひ足を運んでいただき、地域が生み出す活力と創造性を直接ご体験ください。