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東京都目黒区の駒場公園内にある「日本近代文学館」で、2026年4月11日(土)に開催される「第9回朗読タイムレスストーリーシリーズ」。春爛漫の季節に、日本を代表する文豪たちの名作を声で蘇らせる朗読公演です。林芙美子、菊池寛、芥川龍之介という3人の巨匠の作品を、俳優・長尾奈奈さんの朗読で堪能できるこのイベントは、文学ファンはもちろん、朗読の魅力を初めて体験したい方にも最適な機会となっています。
「ROUDOKU.TALKER.JP」が主催する「朗読タイムレスストーリーシリーズ」は、日本近代文学の名作をオーディオブックで届けるプロジェクトの一環として、年3回開催されている朗読公演です。明治・大正・昭和に生まれた小説や随筆を、声を通して現代によみがえらせることが特徴です。
このシリーズは、単なる朗読の域を超えた舞台表現として、多くの文学愛好家に親しまれています。作品世界の時代背景を理解し、登場人物の心情に寄り添いながら、思いが伝わるように「声」で作品世界を描きだすことで、「耳で楽しむ名作の世界」を実現しています。
2026年4月11日(土)に開催される第9回は、春爛漫の季節を迎える駒場公園での開催となります。約120万点の貴重な文学資料を所蔵する「日本近代文学館」を会場とすることで、文学の歴史的価値と朗読の芸術性が一体となった特別な空間が生まれます。
林芙美子は大正から昭和にかけて活躍した女性小説家です。幼少期の貧困や流浪の経験を元にした「放浪記」が1930年に大ベストセラーとなり、その後も「浮雲」「晩菊」など、市井の庶民の哀歓を描いた名作を次々と発表しました。47歳で急逝するまで人気作家として活躍した彼女の業績は、新宿区立林芙美子記念館でも紹介されています。
第9回で朗読される『幸福の彼方』は、女中奉公をしていた絹子が、親類の吉尾の紹介で、戦争で片目を失った信一と見合い結婚をする物語です。二人はほどなく信一の実家を訪れ、海辺を散歩して砂の上に腰を下ろすと、信一がふと「僕に子供があることを吉尾さんは話したかな」と呟きます。この一言から始まる物語は、人生の複雑さと人間関係の機微を描き出しています。
菊池寛は香川県出身の小説家・劇作家で、文藝春秋社の創立者として知られています。また、芥川賞・直木賞の創設者でもあり、日本の文学界に大きな影響を与えた人物です。「父帰る」「真珠夫人」など多くの作品を残し、ヒューマニズム、リアリズムの作家として後世の作家たちにも多大な影響を与えました。
今回の朗読で取り上げられる『好色成道』は、遊び好きで学問も進まず漫然と暮らしていた若い学僧が、改心を思い立つたびに法輪寺の虚空蔵菩薩に参る物語です。その日も祈念に出かけた寺で旧知の僧と語らううちに、いつしか半刻も過ぎてしまい、日暮れを案じて知人の家を訪ねるという展開は、人生の機微と運命の不思議さを表現しています。
大正時代を代表する小説家・芥川龍之介は、短編の名手として知られています。「羅生門」「鼻」「蜘蛛の糸」など、古典を基にした作品で、人間心理の機微やエゴイズムを描いたことで注目を集めました。彼の功績を記念して、日本で最も有名な文学賞の一つ「芥川龍之介賞」が創設されています。
第9回で朗読される『トロッコ』は、八歳の良平が土を運ぶトロッコに夢中になり、毎日のように工事場へ見物に通う物語です。ある日、兄弟や友人と出かけると、そこには誰もおらず、泥まみれのトロッコだけが並んでいます。良平たちは恐る恐る一台を押し始めるという展開は、子どもの心理と冒険心を見事に描き出しており、読む人の心に深い印象を残します。
「第9回朗読タイムレスストーリーシリーズ」で朗読を担当するのは俳優の長尾奈奈さんです。仲代達矢主宰の無名塾に二十四期生として入塾し、同年『セールスマンの死』で初舞台を踏みました。以降、舞台、映画と活動の幅を広げています。
長尾奈奈さんの主な出演作には、ヴァンニャ・ダルカンタラ監督によるベルギー・フランス・カナダ合作映画『KOKORO』や、木村文洋監督による『息衝く』があります。また声の仕事では、佐藤大介監督『狭霧の國』のほか、オーディオブック声の書店「日本近代文学名作選」(audiobook.jp)のナレーションも務めています。
作品世界の時代背景を理解し、登場人物の心情などにも寄り添い、思いが伝わるように「声」で鮮やかに作品世界を描きだしてくれる長尾奈奈さんの朗読は、近代文学の魅力をドラマティックで臨場感あふれる表現で伝えてくれます。
「第9回朗読タイムレスストーリーシリーズ」は、2026年4月11日(土)に開催されます。春爛漫の季節を迎える駒場公園内の「日本近代文学館」が会場です。
駒場公園は2025年(令和7年)に東京都の名勝に指定されたばかりで、春は桜のお花見の穴場としても知られています。芝生広場や歴史的建造物、庭園に癒される空間の中で、朗読公演を楽しむことができます。
「日本近代文学館」への最寄り駅は、京王井の頭線・駒場東大前駅です。駒場東大前駅から徒歩約8分で会場に到着します。
住所は東京都目黒区駒場4-3-55です。電話番号は03-3468-4181です。
日本近代文学館の営業時間は火~土の9時30分~16時30分です。日曜・月曜が定休日となっていますので、訪問の際はご注意ください。
約15,000人から資料の寄贈を受け、川端康成や太宰治、夏目漱石、芥川龍之介、島崎藤村、石川啄木、樋口一葉、有島武郎など、日本近代文学を代表する作家たちの手稿や原稿、図書、雑誌など約120万点を所蔵している「日本近代文学館」。
中でも「太宰治文庫」は1987年、1997年、2014年の3回に及ぶご遺族からの資料寄贈があり、原稿・草稿を初めとする計423点に及ぶ資料は、他の追随を許さぬ研究資料の宝庫となっています。
朗読会当日は、「日本近代文学館」にて春季特別展「『円本』から読む日本近代文学」を6月13日(土)まで開催中です。
1926年(大正15年)12月に改造社社主の山本実彦の発案で、予約販売形式で一冊一円の文学全集『現代日本文学全集』が刊行されました。「円本」は、一円で東京市内を乗車できるタクシー、いわゆる「円タク」にちなんだ命名だったそうです。百年前の近代日本の出版流通を大きく変えた「円本」の展示を通じて、出版文化の現在と未来を考える企画展となっています。
朗読公演と併せて、この企画展もぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか。企画展の入館料は別途必要となります。
朗読公演の最大の魅力は、文字で読む文学作品とは異なる、「声」を通じた新しい表現方法です。俳優の長尾奈奈さんが、作品の時代背景や登場人物の心情を深く理解した上で、ドラマティックに朗読することで、作品世界がより立体的に浮かび上がります。
林芙美子の『幸福の彼方』では、戦争の傷を抱えた男性と新しい人生を歩もうとする女性の心理が、菊池寛の『好色成道』では人生の機微と運命の不思議さが、芥川龍之介の『トロッコ』では子どもの冒険心と恐怖心が、それぞれ声によって鮮やかに表現されます。
春爛漫の季節に、東京都の名勝に指定された駒場公園内での朗読公演は、文学と自然が融合した特別な体験となります。桜の季節の美しい景色の中で、日本を代表する文豪たちの名作を耳で楽しむ時間は、訪れる人々に忘れられない思い出をもたらすでしょう。
家族や友人と一緒に訪れ、朗読の世界に浸ることで、近代文学への理解がより深まり、新しい発見があるかもしれません。
2026年4月11日(土)に駒場公園内の「日本近代文学館」で開催される「第9回朗読タイムレスストーリーシリーズ」は、林芙美子、菊池寛、芥川龍之介という3人の巨匠の作品を、俳優・長尾奈奈さんの朗読で堪能できる特別なイベントです。
春爛漫の季節に、文字で読むのとは異なる「声」を通じた文学作品の新しい魅力を発見することができます。文学ファンはもちろん、朗読の世界を初めて体験したい方にも、このイベントは最適な機会となるでしょう。
京王井の頭線・駒場東大前駅から徒歩約8分でアクセスでき、春季特別展「『円本』から読む日本近代文学」も同時開催されています。ぜひ訪れて、近代文学の魅力を心と耳で感じてください。
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会場詳細
東京都目黒区駒場4-3-55