このイベントについて、AIがわかりやすく要約したり、詳細を教えます
※ AI機能のご利用にはLINEログインが必要です
埼玉県越谷市のコミュニティーFM放送局「こしがやエフエム」が、2026年3月27日に開局10周年を迎えます。阪神・淡路大震災でのボランティア経験からラジオの必要性を感じた社長・越野操さんが2016年に開局したこの放送局は、地域に密着した番組制作と若い世代への裾野拡大を通じて、地域コミュニティーの中心的な存在となっています。10年の歩みの中で、スタジオから外に飛び出した取り組みや施設の移転など、大きな変化を遂げながら、より多くの人々に愛される放送局へと成長してきました。
こしがやエフエムは、社長の越野操さんが阪神・淡路大震災で4年間ボランティアに従事した経験から、ラジオの必要性を強く感じたことがきっかけとなり、2016年(平成28年)に開局しました。災害時の情報伝達手段として、また地域コミュニティーの絆を深めるメディアとして、その役割を果たしてきました。
放送エリアは越谷市をはじめ、草加市、八潮市、吉川市、三郷市、松伏町、春日部市、さらには東京都と千葉県の一部地域まで広がっています。インターネットでも聴取することができるため、遠方にいる越谷ゆかりの人々も番組を楽しむことが可能です。
こしがやエフエムの特徴は、パーソナリティーに地元のミュージシャンやタレント、一般市民を起用していることです。これにより、地域の声が直接番組に反映され、より身近で親しみやすいコンテンツが制作されています。ニュースやバラエティー番組など、多彩なジャンルの番組が毎日放送されており、様々なリスナーのニーズに対応しています。
こしがやエフエムは、2021年の5周年記念を機に、スタジオ外での公開収録を開始しました。このラジオの見える化を意識した取り組みにより、放送局の活動がより多くの地域住民に認知されるようになりました。
同時に、越谷市周辺の高校放送部が自主制作する番組や、大学生が担当する番組も制作されるようになりました。これらの取り組みにより、学生など若いリスナーが増え、放送局の裾野が大きく広がったことが、越野さんの話からも伝わります。若い世代がラジオに親しむ機会を創出することで、放送局の将来的な発展にもつながっています。
越野さんは、「認知度アップやまちの皆さんの声を直接聞く機会をつくるため、スタジオから外に飛び出してラジオの見える化を意識して進めてきた」と述べています。この姿勢は、単なる放送局としての機能を超えて、地域コミュニティーの中核を担う存在として活動していることを示しています。
公開収録やイベント参加を通じて、リスナーと直接交流することで、より深い信頼関係が構築されています。このような双方向性のコミュニケーションが、こしがやエフエムが地域で愛される理由の一つとなっています。
こしがやエフエムは、2022年8月に大きな転機を迎えました。開局当初はワンルームで運営していた蒲生茜町の施設から、現在のビルへの移転が実現したのです。この移転は、建物の老朽化に加えて、番組や出演者の増加に伴う手狭さを解決するための必要な決断でした。
移転先のビルは県道足立越谷線49号沿いに位置し、看板も設置されたことから、認知度が大幅に向上しました。越野さんは「10年の中で移転は大きな出来事」と述べており、この移転がこしがやエフエムの発展において重要なターニングポイントとなったことがうかがえます。
越野さんは、「今はどのような災害が起きるか分からない。臨機応変に対応できるように体制を整え、さらに迅速、正確さを心がけ、誇りを持って進めていきたい」と力を込めて語っています。開局のきっかけとなった阪神・淡路大震災での経験から、ラジオが災害時に果たす重要な役割を認識しており、その使命を果たすための体制整備に注力しています。
新しい施設への移転により、より多くのスタッフを配置し、放送機器も充実させることで、緊急時の対応能力が向上しています。地域住民の安全と安心を守るための基盤が、着実に整備されているのです。
こしがやエフエムの10周年記念は、2026年3月27日に迎えます。この記念すべき日に向けて、様々な企画や取り組みが予定されていることが予想されます。開局当初からの歩みを振り返り、地域との絆を再確認する絶好の機会となるでしょう。
こしがやエフエムは、埼玉県越谷市南越谷1に所在しています。県道足立越谷線49号沿いに位置する現在のビルは、看板も設置されているため、訪問を希望する方も容易に場所を特定することができます。
インターネットでの聴取も可能であるため、直接訪問できない方でも、どこからでもこしがやエフエムの番組を楽しむことができます。地域に限定されない、より広い範囲のリスナーとのつながりが実現しています。
こしがやエフエムの10周年は、単なる放送局の記念日ではなく、地域コミュニティーの発展と若い世代への情報提供の重要性を示す節目となっています。開局当初のボランティア経験から生まれた使命感を貫きながら、スタジオから外に飛び出した取り組みや学生番組の制作など、常に新しい挑戦を続けてきました。
施設の移転により、より充実した放送体制が整備され、災害時の対応能力も向上しています。越野さんの「誇りを持って進めていきたい」という言葉には、これまでの10年の成果と、今後への強い決意が込められています。
越谷市をはじめ、周辺地域の住民にとって、こしがやエフエムは単なるラジオ放送局ではなく、地域の声を代弁し、絆を深める大切な存在です。10周年を迎えたこの機会に、こしがやエフエムの番組を聴いてみたり、公開収録に参加してみたりすることで、地域コミュニティーの一員として、その活動を支援することができます。