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糸島市に本社を置く松吉建設株式会社が、建築現場で発生する木の端材を活用し、子どもたちに職業体験とSDGsの学びを届ける「出張!糸島こども大工」というイベントを開催しています。捨てられるはずの木材から生まれた新しい取り組みは、子どもたちの笑顔と地域とのつながりを広げています。このイベントは、ものづくりの魅力を感じたい子どもたちや、親子で一緒に特別な体験をしたいご家族にとって、必見の企画です。
松吉建設株式会社は、1961年の創業以来、糸島に根ざした建設企業として、土木工事やマンション、一戸建て住宅の建築を手がけています。従業員数は約46名で、糸島市千早新田に本社を置いています。
同社は、建築現場で必ず発生する木の端材という課題に直面していました。手を加えれば何かに使えそうだけれど、捨てるしかないという状況が続いていました。また、職人の後継者不足という業界全体の課題にも向き合う必要がありました。こうした課題と、地域とのつながりを深めたいという想いから、新しい取り組みが誕生しました。
松吉建設株式会社の専務取締役である松吉孝達さんが中心となり、2024年から「出張!糸島こども大工」というイベントを開催しています。このイベントは、建築現場で出た端材を再利用し、子どもたちが本格的な大工道具を使ってものづくりを体験できる企画です。
現場監督の古里和磨さんと、協力する有限会社原田工務店の代表である原田信二さんが、イベントの具体的な内容を決めています。その都度、現場にある端材を見て、子どもたちの年齢に合わせた工程や道具を選定しています。
このイベントは、松吉建設株式会社だけでは成り立っていません。建築現場で一緒に作業する専門業者さんもボランティアとして協力しています。さらに、就労系障がい者福祉施設「MUKA」の木工部では、端材のささくれを研磨し、子どもたちが安全に使えるように準備してくれています。
このように、複数の企業や団体が協力することで、子どもたちへの安全で質の高いものづくり体験が実現されています。
「出張!糸島こども大工」では、年長園児とその保護者が一緒に参加し、写真たてや椅子を作ります。かなづちやインパクトドライバー(ネジ締めを自動で行える電動工具)など、本格的な大工道具を使用します。木材を組み合わせて固定していく作業を通じて、ものづくりの基本を学ぶことができます。
イベント開催時には、大工の原田さんのアイディアで、写真たてに飾る絵をペンで描いてもらうなど、創意工夫を凝らした内容となっています。
このイベントの最大の特徴は、子どもたちの安全を最優先にしながら、何度も試行錯誤を重ねている点です。対象年齢の子どもがどこまでできるかを考え、ケガをしない方法や道具を常に検討しています。
例えば、かなづちで釘を入れるのが難しく、なかなか入らないという課題が生じた際には、インパクトドライバーを使った方法に変更するなど、柔軟に対応しています。毎回のイベント終了後には、スタッフ全員で良かった点と改善点を話し合い、次回に活かしています。
このイベントに参加した子どもたちからは、「物を大切にする心」が育まれています。イベント参加後、落ちている木を見て「あれ使えるのにもったいないね」と話すようになった子どもの例も報告されています。
さらに、「大工さんになりたい」という夢を持つようになった子どもも現れており、職業への興味関心が高まっていることがわかります。子どもたちが、自分の手でモノを作る喜びを味わい、大人が本気で関わってくれたという経験は、子どもたちにとって貴重な思い出となっています。
「出張!糸島こども大工」は、年長園児だけでなく、保護者の方も一緒に参加できる企画です。親子で協力しながらものづくりに取り組むことで、家族の絆を深める時間となります。
参加した保護者からは、「端材で作ったとは思えないほどきれいな椅子ができました」といった驚きの声が上がっています。また、保育園の園長先生からも、「自分の手でモノを作る喜びを味わい、大人が本気で関わってくれたことは子どもたちにとって貴重な経験となりました」と、高く評価されています。
松吉建設株式会社のこの取り組みは、単なるイベント開催に留まりません。協力業者の方たちとの関係が仕事以外の会話を通じて深まり、社内でも部署の壁を越えた交流が生まれています。
親子で参加した社員がその魅力を周りに伝えてくれたり、九州大学起業部QUSISで興味を持った学生がボランティアとして手伝ってくれたりと、イベントを通して予想外のつながりが広がっています。
「出張!糸島こども大工」は、2024年から開催が始まりました。これまでに3回開催されており、いずれも写真たてと椅子を作る企画となっています。
1回目は、松吉建設株式会社が園舎を手がけた前原中央保育園で開催されました。2回目は福岡市のゆきぞの幼稚園で行われ、その際には松吉建設が一戸建てを建てたご家庭のお子さんも参加されました。さらに、建築現場で出た端材で作ったベンチを幼稚園に寄贈し、大変喜ばれています。
松吉建設株式会社は、「出張!糸島こども大工」の活動を拡大しています。夏には、植物などを販売しているグリーンピクニック糸島さんとコラボレーションし、小学生も参加できる「出張!こども大工×グリーンピクニック糸島」を開催しました。このイベントでは、端材を使って植物やお花を入れる木箱を作りました。
11月には、九大伊都蔦屋書店さんとのコラボレーションイベントも予定されており、本棚を作る企画が計画されています。このように、様々な企業や施設と連携することで、ものづくりの魅力をより多くの人に知ってもらう機会を広げています。
松吉建設株式会社は、「出張!糸島こども大工」だけでなく、モデルハウスを活用した他の活動も行っています。料理研究家の佐藤彰子先生をお招きして、糸島の旬を味わう「糸島料理教室」を月に1~2回開催しています。
このように、糸島の「食」と「住」の豊かさを体感してもらえる活動を継続することで、地域への理解と愛着を深める取り組みを進めています。
松吉建設株式会社は、このイベントを長く続けるために、コンセプトや内容をシンプルにすることを心がけています。複雑になりすぎず、誰もが参加しやすい形を保つことで、持続可能な活動を目指しています。
また、地域との関わりを増やしていく中で、SDGsを意識する仲間を糸島で増やしていきたいという想いが、松吉孝達さんをはじめとするスタッフの中にあります。
松吉建設株式会社の詳細は以下の通りです。
企業名:松吉建設株式会社
創業:1961年
従業員数:約46名
所在地:糸島市千早新田140番地8
主な事業:総合建設業(土木・建築・住宅・不動産・リフォーム)
イベントに関するお問い合わせは、糸島市役所経営戦略部企画秘書課までお気軽にご連絡ください。
松吉建設株式会社の「出張!糸島こども大工」は、建築現場で発生する木の端材という課題を、子どもたちへの学びの機会に変えた素晴らしい取り組みです。2024年から始まったこのイベントは、年長園児とその保護者が一緒に参加し、本格的な大工道具を使ってものづくりを体験できます。
何度も試行錯誤を重ねながら、安全第一で実施されるこのイベントでは、子どもたちが「物を大切にする心」や「ものづくりの喜び」を学ぶことができます。参加した子どもたちから「大工さんになりたい」という夢が生まれたり、保護者からも高い評価を受けたりと、確実に成果を上げています。
夏のグリーンピクニック糸島とのコラボレーション、11月の九大伊都蔦屋書店とのコラボレーションなど、今後も様々な形でイベントが展開されます。地域とのつながりを深め、SDGsの意識を広げるこの取り組みに、ぜひ親子で参加してみてください。子どもたちの笑顔と、ものづくりの魅力が待っています。
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会場詳細
福岡県糸島市千早新田140-8