「War in Cities~戦争の街を体感する」は、横浜市西区のクイーンズスクエア横浜クイーンモールみなとみらいギャラリーAで開催されている企画展です。この展示では、戦争がもたらす被害を体感し、平和を考える契機を訪問者に提供します。
「War in Cities~戦争の街を体感する」は、赤十字国際委員会(ICRC)が主催し、破壊された戦争の現場から集められた品々を通じて、戦争の現実とその影響を来場者に伝えることを目的としています。訪問者は、SNSでは伝わらないリアルな感覚を手に取り、想像力を膨らませることができます。
この展示では、壊れたテディベアや炎で溶けた幼児用歩行器といった、戦争で無残に取り残された日常の品々が紹介されています。これらの品は、2017年にICRC職員がイラク北部や中部から持ち帰ったもので、当時の状況をリアルに想像させます。
展示会は、スイスやオーストラリア、フィリピンで開催されてきた中で、日本独自の展示物も含まれています。特に注目すべきは八王子平和・原爆資料館が所蔵する血染めの学生服であり、広島で被爆した豊嶋長生さんの実体験から核の悲劇を物語ります。
会場では3D映像でガザの街の被害を再現した映像や、VRゴーグルを用いてウクライナの破壊された街を臨場感たっぷりに体験できるセクションも用意されています。これにより、来場者はその場にいるかのような感覚を体験し、戦争の実態に対する理解を深めることができます。
「War in Cities~戦争の街を体感する」は、2024年12月18日から25日まで開催されます。展示は、毎日午前11時から午後7時までオープンしており、入場料は無料です。訪問者は、戦争の影響について深く考える機会を得られます。
展示会場はクイーンズスクエア横浜のクイーンモール2階のみなとみらいギャラリーAに位置しており、訪問者は電車や車でのアクセスが可能です。
「War in Cities~戦争の街を体感する」企画展は、戦争の悲惨さを体験し、平和の大切さについて再考する絶好の機会です。この展示を通じて、来場者は戦争によって失われた日常の景色を感じ、国際人道法の重要性を学ぶことができます。ぜひ訪れて、戦争の影響を体感し、平和の大切さを考えてみてください。
神奈川県横浜市西区みなとみらい2-3 クイーンズスクエア横浜・クイーンモール内