神奈川県川崎市高津区の玄関口・溝口に、新たな音楽の拠点「キラリデッキ」が誕生しました。このステージは、「音楽のまち・かわさき」の発信拠点として、訪れる人々に音楽やダンスの魅力を届けることを目的としています。元JUDY AND MARYのドラマー・五十嵐公太さんの思いが具現化され、市制100周年記念事業の一環として実現しました。
元JUDY AND MARYのドラマー、五十嵐公太さんが、川崎市の音楽文化の発展を願い、ステージ設立に尽力しました。彼の地元である高津区溝口は、過去にブレイクダンスの聖地として知られており、音楽活動が盛んな地域でした。五十嵐さんは「溝口を音楽で盛り上げたい」という思いから、ロータリークラブの協力を得て「キラリデッキ」のステージを設置するプロジェクトを推進しました。
「キラリデッキ」は、川崎市高津区溝口の駅前デッキに設置されています。広さ47平方メートル、約70センチの高さを持つこのステージは、木製のデザインで心地よさを重視しています。演奏者がパフォーマンスをするだけでなく、憩いの場としても利用が可能です。市制100周年記念事業実行委員会からの助成金が製作に充てられ、デッキの一部を占用する許可を受けた「ここから未来プロジェクト推進協議会準備会」が管理・運営を行います。
「キラリデッキ」が設立されることで、地域のさまざまな音楽団体が集まり、演奏やパフォーマンスを楽しむことができます。9日と10日には、「ここから未来フェスタinみぞのくち~あなたも街の音楽家~」と題したイベントが開催され、地元を中心とする26団体が参加します。これらのイベントを通じて地域の絆が深まり、音楽活動の場としても賑わいを見せることでしょう。
五十嵐公太さんは、ステージを通じて音楽の新しい形が地域に根付くことを望んでいます。将来的にはクラウドファンディングでの資金調達を通じて、ステージの背後に植栽を施したり、屋根を設置する計画も考えられており、さらなる進化が期待されます。
「ここから未来フェスタinみぞのくち」は、11月9日と10日に開催されます。このイベントは、洗足学園の創立100周年記念行事と連携し、10日には学園の前田ホールで「LINDBERG」の応援ライブも行われます。
「キラリデッキ」は、川崎市高津区溝口に位置しています。東急田園都市線・大井町線「溝の口駅」や、JR南武線「武蔵溝ノ口駅」からすぐの場所にあります。交通アクセスが非常に便利なため、多くの人々が訪れやすい立地です。
「音楽のまち・かわさき」として新たに誕生した「キラリデッキ」は、地域の音楽愛好者や訪れる人々にとって、音楽を身近に感じられる特別な場所です。元JUDY AND MARYの五十嵐公太さんの情熱と地域の協力により実現したこのステージは、文化交流の新たな拠点として注目を集めています。是非訪れて、音楽の魅力を存分に味わってください。
神奈川県川崎市高津区溝口1丁目