元朝日新聞写真記者である藤脇正真さんが、独自の視点で捉えた自然の美しさを堪能できる写真展が開催されています。このイベントは、藤脇さんが「アリの目線」で自然美を表現する作品を通して、鑑賞者に新しい視覚的体験を提供します。
藤脇正真さんの写真展が、北九州市小倉北区にあるリバーウォーク北九州5階の市民ギャラリーで開催されています。この展示は、2024年10月29日までの期間中、彼が撮影した約100点の作品を展示しており、色鮮やかな花とアリをアップで切り取ったシリーズがメインとなっています。
特に「アリと花」シリーズは、福岡県直方市の福智山ろく花公園や北九州市門司区の白野江植物公園で撮影されたもので、マクロレンズを駆使した迫力ある作品が印象的です。
藤脇さんは、長年朝日新聞にてカメラマンとして活躍し、数々の報道写真を世に送り出してきました。彼の個展は、昨年6月の退職後に新たに撮りためた作品を一堂に集めたもので、報道写真とは異なる視点で自然の美しさに焦点を当てています。
この写真展の魅力は、何といっても「アリの目線」という独自の視点から切り取られた自然の美です。藤脇さんは、小さな被写体をマクロレンズを使って大きく表現し、いつもとは違う自然の一面を見せてくれます。
さらに、撮影後には「モデル料」としてアリの巣の周りにパンくずを置くなど、被写体への配慮が感じられるエピソードも魅力的です。
この写真展は、普段何気なく目にしている自然を新たな視点で見ることができ、思わず心を奪われる瞬間を体験することができます。
植物と昆虫の共演を通して、自然の持つ生命力や美しさを再発見できるだけでなく、藤脇さんの写真に込められた彼の思いにも触れることができます。
藤脇正真さんの写真展は、2024年10月29日までの開催です。特に自然が彩る秋に訪れることで、作品と現実の自然との共鳴を感じられるでしょう。
ギャラリーは、北九州市小倉北区に位置するリバーウォーク北九州5階にあります。公共交通機関を利用される際は、JR小倉駅から徒歩圏内にありますので大変便利です。
元朝日新聞写真記者・藤脇正真さんの写真展は、独自の視点と技術を駆使して表現された自然の美しさを楽しむ絶好の機会です。アリの目線で捉えた自然の一瞬一瞬は、鑑賞者に新たな気づきと驚きを与えてくれるでしょう。ぜひ、この写真展を訪れ、自然の素晴らしさを再発見してください。
福岡県北九州市小倉北区室町1-1-1