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馬とばしの伝統行事 御陵衣祭で迫力の瞬間を体感

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公開日: 2024年9月14日
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基本情報

宮島の対岸に位置する地御前神社で行われる「御陵衣祭(馬とばし)」は、武士の伝統行事「流鏑馬」を現代に伝える貴重なお祭りです。端午の節句となる旧暦5月5日に開催され、約780年の歴史を誇るこのお祭りは、見応え満点のイベントです。

御陵衣祭(馬とばし)とは?

流鏑馬の魅力

「やぶさめ」として知られる流鏑馬は、馬に乗りながら弓で的を射る技術を競うものです。本来は鎌倉時代の武士が武芸の修練のために行っていた行事ですが、地御前神社では神事として現在まで続けられています。

馬に乗った射手が矢筒を背負い、走りながら的へ矢を放つ姿は、非常にダイナミックで迫力があります。厳島神社と同じく蘭陵王の舞楽も奉納されるなど、伝統的な要素が満載のお祭りです。

地御前神社の歴史

地御前神社は、かつて神の島として人が上陸できなかった宮島の対岸に参拝のために作られました。宮島・厳島神社の外宮でもあり、長きにわたり日本の伝統行事を守り続けてきた神聖な場所です。

御陵衣祭(馬とばし)の魅力

贅沢な舞楽と弩級の弓術

お祭りの見どころは、まず祭典に続く蘭陵王の舞楽奉納。優美で厳粛な舞いは、800年もの歴史を感じさせます。その後の流鏑馬では、矢を放つ射手の技量と馬の俊敏さが楽しめ、まさに手に汗握る瞬間が訪れます。

地元の熱気と文化体験

御陵衣祭は地元の子どもたちにとっても特別な日。周囲には屋台が並び、祭り気分を盛り上げ、地域住民が待ち望む一大イベントとなっています。家々ではちまきやかしわ餅を作ってお祝いする風習も見逃せません。

御陵衣祭(馬とばし)の開催時期とアクセス

開催時期

「御陵衣祭(馬とばし)」は旧暦の5月5日に開催されます。これは現代のカレンダーで見ると毎年日付が異なりますので、事前に確認してから訪れると良いでしょう。

アクセス方法

地御前神社へのアクセスは広島県廿日市市地御前5丁目18-9にあります。最寄りの交通手段は、JR山陽本線の「廿日市駅」から、バスまたはタクシーの利用が便利です。周辺には駐車場もありますので、車でのアクセスも可能です。

まとめ

御陵衣祭(馬とばし)は、美しい日本の伝統と地域の文化が結びついた魅力的なイベントです。流鏑馬や舞楽など、他ではなかなか見られない貴重な体験ができるため、歴史や文化に興味のある方はもちろん、観光として訪れても楽しめる内容となっています。ぜひ訪れて、一年に一度の特別な祭りを体験してみてください。

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広島県廿日市市地御前にある地御前・大歳神社は、古くから深い歴史を持つ神社です。この神社は大國魂神を御祭神としており、創建年代は不詳ですが、古くは地御前村神賀の平原に鎮座されていたと伝えられています。寛政元年(1789年)に現在地に勧請され、旧佐伯郡地御前村の村社であり、現在の地名の廿日市市地御前、阿品、阿品台地域の総氏神です。 この神社は、初詣、厄払、厄祓、お宮参り、七五三、地鎮祭、交通安全など、多くの祈願を提供しています。また、井戸清祓、上棟祭、竣工祭など、各種の祭典も行っています。神社の境内には、天保9年の銘がある狛犬や、釈迦堂があり、歴史的価値が高いです。 地御前・大歳神社は、地域の総氏神として、地元の方々の崇拝を集めています。神社の周辺には、地御前神社や宮島の嚴島神社など、多くの歴史的建造物があり、地域の歴史を感じさせる景観を提供しています。

地御前・大歳神社 の基本情報

名称
地御前・大歳神社
カテゴリー
植物園・フラワーパーク, 観光, 文化施設, 公園・総合公園
住所

広島県廿日市市地御前4-1-6

電話番号
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