福岡県築上町にある天徳寺は、その歴史とともに地元で親しまれてきたお寺です。2025年3月29日と30日、天徳寺が誇る10点の寺宝が一般公開され、多くの来場者を迎える予定です。この機会に、貴重な歴史的遺産を間近で見ることができ、多くの人々にとって特別な体験となることでしょう。
今回のイベントで公開される寺宝は、築上町指定文化財である「三足蟇の香炉」をはじめ、伝統と歴史が詰まった貴重な文化遺産です。宇都宮氏の祖、宗円に後冷泉天皇から贈られたとされる香炉をはじめとして、鎮房が奉納した「十六羅漢図」、その肖像画、兜、道中陣などが展示されます。また、武将が兜に忍ばせていたとされる純金の阿弥陀如来像や、良寛直筆の掛け軸も見逃せません。
天徳寺は、鎌倉時代から戦国時代にかけて、豊前地域を治めた宇都宮一族を祀る寺として知られています。戦国末期、宇都宮氏の18代目当主である鎮房は、黒田如水・長政親子に謀略によって倒され、宇都宮家は絶えました。この歴史的背景を豊かな展示品とともに体験することができます。
当時の宗教的感情や美意識、技術の結晶が、現代にどのように受け継がれてきたのかを感じることができる特別な機会です。今後数十年に一度しか見られない可能性もあるこれらの寺宝に触れ、歴史の重みを実感する時間をお楽しみいただけます。
寺宝の公開と合わせて、28日から31日まで、天徳寺付近で「天神山しだれ桜祭り」が開催されます。この祭りでは、キクイモなどの地元産野菜、あられ、味噌などの特産品が販売される予定です。
祭りと寺宝公開イベントをセットで楽しむことで、福岡県築上町の豊かな文化と自然の美しさを堪能することができます。
寺宝の公開は、2025年3月29日(土)と30日(日)の二日間、午前10時から午後4時まで開催されます。天徳寺の所在地は、福岡県築上町本庄であり、アクセスは公共交通機関やお車での来訪が可能です。また、周辺のしだれ桜祭りも同時期に開催されているため、イベントを幅広く楽しむことができるでしょう。
お車でご来場の場合、天徳寺付近には無料駐車場も用意されていますが、週末は混雑が予想されるため、公共交通機関を利用することをお勧めします。詳しいアクセス方法については、天徳寺の公式サイトまたは観光案内所での確認をお願いいたします。
福岡県築上町の天徳寺で開催される寺宝公開は、地元の歴史と文化を体感できる貴重なイベントです。宇都宮一族の歴史に根差した展示品の数々は、訪れた人々の心を豊かにし、時を超えた感動を提供します。また、春のしだれ桜祭りも同時期に楽しめるため、家族や友人と訪れれば、素晴らしい思い出を作ることができるでしょう。