宮城県美術館で発見する絵本の魅力秘密展へ行こう
基本情報
広島市のひろしま美術館で開催される「宮城県美術館コレクション 絵本のひみつ展」は、子どもから大人まで楽しめる特別展です。この展示では、絵本の原画を見ることができ、画家たちがどのようにその作品を創り上げたのかを探ることができます。
イベントの概要
展覧会概要
「宮城県美術館コレクション 絵本のひみつ展」は、2024年7月6日（土）から8月18日（日）までの期間、ひろしま美術館で開催されます。この特別展は、会期中無休で、毎日9:00から17:00まで（入館は16:30まで）開かれています。
宮城県美術館の絵本原画コレクションは、月刊絵本「こどものとも」（福音館書店）の初期作品と、絵本の世界で活躍する作家たちの原画を含んでいます。子どもたちに上質な絵本を届けるという思いから始まったこのコレクションには、洋画、日本画、漫画、商業デザインなど、さまざまな分野で活躍する美術家たちが参加しています。
主催・後援・協力
この特別展は、公益財団法人ひろしま美術館、宮城県美術館、広島ホームテレビ、中国新聞社が主催し、広島県教育委員会、広島市教育委員会、中国放送、広島テレビ、テレビ新広島、広島エフエム放送、FMちゅーピー76.6MHz、ちゅピCOMが後援しています。また、福音館書店の協力も受けており、企画にはキュレイターズが参加しています。
入館料
入館料は以下の通りです：
- 一般：1,400円（前売りまたは団体は1,200円）
- 高大生：1,000円（前売りまたは団体は800円）
- 小中学生：500円（前売りまたは団体は300円）
未就学児童は無料です。また、障がい者手帳をお持ちの方と同伴者1名は入場無料です。65歳以上の方は当日受付で年齢確認ができる書類を提示すると、1,200円の割引が適用されます。
チケット発売所
チケットは以下の場所で購入できます：
- ひろしま美術館
- 中国新聞販売所（取り寄せ）
- 中国新聞社読者広報部
- 広島市内の主なプレイガイド
- 画廊
- 画材店
- 書店
- ローソン・ミニストップ店内「Loppi」（Lコード：63277）
- セブン-イレブン（セブンコード：100-935）
イベントの魅力
絵本の原画に見る芸術の奥深さ
この特別展では、20人の画家が手がけた多彩な絵本原画の魅力を楽しむことができます。例えば、版画家の関野凖一郎は木目を流水文様として沼の表現に生かしたり、朝倉摂は新しい技法で透明な主人公を表すなど、様々な工夫が凝らされています。
また、細かな筆遣いや画材の選択にも注目できる作品が展示されています。林明子の《ひよこさん》では、極細の面相筆で点を打つように描かれた羽毛や背景のグラデーションが印象的です。
特別講演とワークショップ
イベント開催を記念して、宮城県美術館の学芸員である菅野 仁美氏による特別講演が行われます。講演では、絵本表現のひみつについて語られます。講演は2024年7月6日（土）14:00から15:30まで、ひろしま美術館事務棟地下講堂で行われます。
さらに、8月12日（月・振休）には、版画家の木下 泰嘉氏による「木目とバレンのひみつ」ワークショップが開催されます。参加者は関野凖一郎の作品に基づいた木版画の摺りを体験できますが、定員に達したため募集は締め切られています。
カフェ・ジャルダンの特別メニュー
ひろしま美術館内のカフェ・ジャルダンでは、特別展にちなんだ限定メニューが提供されます。
- 「パンのたからばこ」：くりぬいたパンに子どもたちが大好きなごちそうを詰めこんだメニュー（単品 1,650円税込）
- 「ひみつケーキ」：ピンク色の球体のムースケーキ（単品 770円税込）
イベントの開催時期とアクセス方法
開催時期と時間
「宮城県美術館コレクション 絵本のひみつ展」は、2024年7月6日（土）から8月18日（日）まで毎日開催されます。開館時間は9:00から17:00までで、最終入館は16:30までです。
アクセス方法
ひろしま美術館の住所は、〒730-0011 広島市中区基町3-2です。公共交通機関を利用するか、自家用車での来館の際は近隣の駐車場を利用してください。障がい者等専用の駐車場もあります。
割引情報
広島市現代美術館との相互割引が実施されています。本特別展と広島市現代美術館の同時期の特別展の入館券（半券可）を持参すると、各館の入館料が100円割引となります（一部条件あり）。
まとめ
「宮城県美術館コレクション 絵本のひみつ展」は、絵本の原画を通じてその制作背景や技法を深く知ることができる貴重な機会です。多くの著名な画家たちの作品が展示されており、子どもから大人まで楽しむことができます。この夏、広島で思い出に残る芸術体験を求めて是非訪れてみてください。美術館内のカフェで提供される特別メニューもお楽しみのひとつです。公共交通機関を利用して、便利に足を運んでみましょう。