福岡県福岡市にて、北九州市出身のボクシング元世界王者鬼塚勝也さんが、自らのアートを展示する大型個展が開催されます。彼のアートからあふれるパワーとエネルギーが、訪れる人々を魅了します。
この個展「鬼塚勝也 ファイティングアート展」は、2025年4月19日から5月25日まで、福岡市・天神の福岡県立美術館で開催されます。鬼塚勝也さんは、ボクシングの元WBA世界王者で、現在は画家としても活躍しています。個展では、彼の描きためた千点を超える作品から選ばれた約500点が展示されます。
展示される作品の多くは、原色のアクリル絵の具を使用した色鮮やかな自画像をはじめ、鬼塚さんのボクシング時代の力強さを感じさせるものばかりです。特に彼のエネルギッシュなアートは、観る人の心を打つでしょう。
鬼塚勝也さんは、1992年にボクシングのスーパーフライ級でWBA世界王座を獲得し、5度の防衛に成功。しかしながら網膜剥離を患い、24歳の若さで引退を余儀なくされました。それでも彼は幼少の頃から興味のあった絵画の世界で新たな才能を開花させ、2011年から日本各地で個展を開催してきました。
ボクシングで培った彼のパワーやエネルギーは、そのままアートに転化されています。この個展では、鬼塚さんのアートを通じて、彼がリングで感じた情熱や力強さを体感することができます。そのダイナミックな作品群は、訪れる人々を圧倒することでしょう。
個展の開催期間は2025年4月19日から5月25日までです。入場料は前売りで一般1000円、高校生・大学生600円の設定になっており、中学生以下は無料で入館できます。当日は各料金に200円が加算されますので、事前のチケット購入をお勧めします。
会場となる福岡県立美術館へのアクセスは、公共交通機関の利用が便利です。天神エリアに位置し、主要な鉄道駅やバス停から近く、多くの人が来館しやすい場所にあります。
「鬼塚勝也 ファイティングアート展」は、ボクシングだけでなくアートを通じても多くの人に感動を与える鬼塚さんの魅力あふれる個展です。彼の作品からは、力強さと暖かさが共存する独自の世界観が感じられます。この機会にぜひ訪れ、鬼塚さんのアートに触れてみてください。
福岡県福岡市中央区天神5-2-1