広島県福山市東深津町にある長尾寺は、備後西国三十三ケ所観音霊場の第30番札所として知られています。この寺院は大同年間に弘法大師が開基し、十一面観世音を本尊として観音寺と称されました。後に大治二年(1123)に崇徳上皇によって再興され、現在に至っています。
長尾寺は、静御前や菅原道真公のゆかりの地としても有名です。境内には大わらじがかかる山門や本堂、大師堂などが見ごたえある建築物が多くあり、散策を楽しむことができます。特に土日祝日には多くの参拝者が訪れます。
長尾寺は、歴史的価値の高い寺院であり、地域の文化や歴史を学ぶための重要なスポットです。境内の様々な建築物や歴史的背景を学ぶことで、訪れる人の心に深い印象を残すことが期待できます。