福富ダムは、広島県東広島市福富町久芳に位置する多目的ダムです。このダムは、沼田川水系の沼田川本川上流部に建設され、沼田川総合開発の一環をなすものです。1968年の予備調査から41年間の歳月をかけて建設され、2009年に運用が開始されました。
福富ダムは、広島県が設置するダムの中で最大級の総貯水容量を誇ります。ダム湖の湖畔には「道の駅 湖畔の里福富」があり、展望台からは緑に囲まれたしゃくなげ湖と呼ばれる美しいダム湖を一望できます。周辺には大型遊具やデイキャンプ場を備えた道の駅のほか、パークゴルフ場や多目的グラウンドなどが整備されており、地域の人々の憩いの場になっています。
福富富ダムは、広島県南部の最高峰鷹ノ巣山(標高922m)を中心に、周囲を標高700m以上の山々で囲まれ、里山が広がり、豊富な水資源を有するエリアに位置しています。ダム湖の周辺には憩いの施設が充実しており、自然と遊びを満喫できるスポットとなっています。