広島県広島市佐伯区坪井町にある観音寺は、臨済宗妙心寺派に属するお寺です。この寺は「紫陽花寺」としても有名で、特に紫陽花の季節には敷地内に咲き乱れる美しい花を求めて多くの人が訪れます。寺の本堂前には広大な駐車場があり、訪れる人々が時間に余裕を持って花を堪能することができます。
観音寺は、歴史的に重要な寺院でもあります。寺伝によれば、開山は聖徳太子と伝えられており、山号は太子山です。御本尊様は聖観世音菩薩で、天明7年(1787年)に出された「拾遺都名所図会」には既に存在していたことが記されています。
この寺院は、仏教の高僧で書道の大家でもある慈雲尊者が訪れた江戸中期末頃には大いに栄えました。現在では、8月の盂蘭盆会(お盆)や大晦日の除夜の鐘の行事で親しまれています。