聖湖は広島県山県郡北広島町東八幡原に位置する人造湖です。この湖は中国電力株式会社が昭和32年10月に樽床地区で発電用として建設したダム湖で、正式名称は「樽床ダム」と呼ばれています。元々湖底には戸数72戸、耕地60ヘクタールの土地があり、その住民の移住によって完成した人造湖です。
湖面には7つの島が浮かび、臥竜山を背景にした美しい景観を提供しています。特に初秋には周辺の野山が紅葉し、湖面に映える景色は非常に美しいです。また、湖畔には聖湖キャンプ場や三ツ滝があり、芸北民俗博物館も近くにあります。
この湖は、地元の人は「聖湖」と呼んで親しみを込めており、「聖山」が名前の由来となっています。写真家が多く訪れるスポットでもあり、自然の美しさを楽しむことができます。