広島県呉市広本町にある赤煉瓦は、歴史的価値が高い建築物です。この建物は、明治時代に日本生命保険株式会社九州支店として建設されました。外壁は赤煉瓦と白い花崗岩を使用しており、19世紀末のイギリス様式を取り入れています。尖塔やドームなどの装飾要素もあり、当時としては小規模ながら変化に富んでいます。
この建物は、平成2年(1990)まで市歴史資料館として使用されていました。後に、平成6年(1994)2月に有料の会議室を備えた市民向けの施設「赤煉瓦文化館」としてオープンしました。さらに、2019年8月21日にリニューアルオープンしています。
赤煉瓦文化館は、広島県の歴史や文化を学ぶことができる施設です。建物自体が歴史的価値が高く、文化的な要素も多く含まれています。広島県の文化遺産として重要な役割を果たしています。