広島県呉市両城にある観音寺は、臨済宗妙心寺派に属する寺院です。この寺院は、延命長寿や安産祈願、交通安全などのご利益があるとされるパワースポットとして知られています。境内には400種類5,000株のアジサイが植えられており、美しい景色を楽しむことができます。
観音寺は、福山城の築城に際し、城郭の東北端、艮方角の鬼門守護のために建立されたと推定されています。慶安4年(1651年)の棟札がある本堂は、随所に和様・唐様・天竺様の手法が見られる建築物です。
この寺院は、四国八十八箇所第六十九番札所でもあり、本尊は聖観音菩薩です。寺伝によれば、大宝年間(701年 – 704年)に法相宗の日証が琴弾山で修行をしていたころ、八幡大明神が現れ、神宮寺宝光院として建立されたと伝えられています。後に、空海(弘法大師)が第7世住職として入山し、七堂伽藍を整備し、七宝山観音寺と改名されたと伝えられています。