教専寺は広島県三原市大和町萩原に位置する浄土真宗本願寺派の寺院です。永禄4年(1561年)、那須七郎のひ孫が石山本願寺で親鸞聖人の三百回大遠忌法要に出会い、武器を捨て得度をして宗恕という僧となりました。元和9年(1623年)に「教専寺」の寺号をいただき、本願寺派の寺院としての歩みが始まりました。
寺院の建築物には、昭和44年に再建された本堂があります。山門をはさんで、右側が地蔵堂で、左側の建物はもともと経蔵として建てられたと伝えられています。また、本堂裏には宝暦14年(1764年)、安永9年(1780年)、享和元年(1801年)の年号が入った宝篋印塔の塔身や基礎石が残っています。
教専寺は地域との結びつきが強く、寺と人々との関係が深いことがわかります。特に、寺院の左側にはスロープがあり、車いすをお使いの方や階段の昇り降りが不安な方も利用可能です。門徒会館の2階にはホールがあり、ご法事のお斎(とき)やお食事に使える設備もあります。