広島県三次市吉舎町知和にある灰塚ダム知和ウェットランドは、2006年11月に竣工した「人や自然と共生できるダム」として知られています。同ダムは三次市三良坂町・吉舎町、庄原市総領町にまたがっており、貯水面積は354ヘクタールに及ぶ大規模なダムです。
このダム湖と一体となったウェットランドは、普段の貯水面より低い位置に整備されており、鳥が休んだり、トンボやカエルのすみかにもなっています。沿岸帯には観察小屋も設けられており、野鳥をおどかさないで観察できるようになっています。
灰塚ダム知和ウェットランドは、自然と共生できる環境を提供しており、多くの鳥類や生物が生息しています。観光客はこのウェットランドで自然を楽しむことができ、地域の自然環境を保護するための重要な施設となっています。