東京都 江東区 亀戸のスポット一覧

亀戸図書館は、東京都江東区亀戸に位置する地域密着型の公共図書館です。1973年に開館し、以来地域住民の学びや情報収集、文化活動を支える拠点として親しまれています。JR総武線「亀戸駅」から徒歩圏内にあり、アクセスも良好なため、多くの利用者が訪れています。 館内は一般書、児童書、参考書など多彩な蔵書を取り揃えており、新聞や雑誌の閲覧も可能です。児童コーナーも充実しており、小さな子ども向けの読み聞かせイベントやワークショップなども定期的に開催されています。また、視聴覚資料や大型本、郷土資料なども所蔵しており、幅広い年齢層のニーズに応える構成になっています。 施設内には、静かに読書や学習ができる閲覧スペースのほか、インターネット閲覧用端末も設置されています。さらに、多目的室では講座やイベントが行われることもあり、地域コミュニティ活動の場としても活用されています。 亀戸図書館は、誰でも気軽に立ち寄れる温かみのある図書館であり、学びや交流の場として地域に根差しています。本好きな方はもちろん、子育て中の家族や学生にもおすすめのスポットです。

亀戸浅間神社（かめいどせんげんじんじゃ）は、東京都江東区亀戸に鎮座する神社で、霊峰富士山の守護神である木花咲耶比売命（コノハナサクヤヒメ）を祀っています。 この神社は、安産や子育て、縁結びの神として広く信仰を集めており、地域の人々に親しまれています。 創建は室町時代の大永7年（1527年）とされており、当時の里人である甘露寺元長が、富士信仰の盛んな時代背景の中で、霊峰富士山の御守護神を勧請し、笄塚の上に浅間社として創立したと伝えられています。 この笄塚は、日本武尊の東征の際、海神の怒りを鎮めるために身を投じた弟橘媛の笄が漂着した場所とされ、景行天皇がその笄を埋めて祠を立てたことに由来しています。 境内には、江戸時代からの富士講信仰の名残を示す富士塚や、石造鳥居、石造燈籠、供養塔などの文化財が多数残されています。 特に、享和元年（1801年）建立の「富士せんげん・亀戸天神・六阿弥陀・浅草道道標」は、江東区の有形文化財に指定されています。 また、関東最大級の茅の輪を設置する「夏越の祓」や「年越の祓」などの神事も行われており、多くの参拝者が訪れます。 現在の社殿は、昭和20年の東京大空襲を免れた木造建築で、平成10年（1998年）の防災再開発事業に伴い現在の位置に移設されました。 都営新宿線「東大島駅」から徒歩約9分とアクセスも良好で、地域の歴史や文化を感じられるスポットとして、多くの人々に親しまれています。