広島県府中市荒谷町に位置する府中市役所出口川湧水処理場は、1986年に発覚した出口川のカドミウム汚染対策の一環として設置された施設です。この処理場は、採石場跡地の湧水中に含まれるカドミウムなどの重金属を除去する目的で運営されています。
この処理場は、府中市荒谷町2076番地にあり、周辺にはバス停「三室橋」があり、徒歩44分の距離に位置しています。また、処理場の設置は、1986年に養鯉場での鯉の大量死をきっかけとして、水質汚染が問題となったことを受けて設置されたものです。
処理場の運営には、水質の監視と汚染物質の除去が中心的な役割を果たしています。ただし、2022年8月23日には、誤って重金属処理後の汚泥が出口川に流出する事故が発生しました。現在は流出はなく、水質検査が行われています。
広島県府中市荒谷町2076-1