慶照寺は広島県府中市出口町にある浄土真宗本願寺派の仏教寺院です。山号は光暁山で、同じく府中町にある浄土真宗明浄寺の末寺です。本尊は阿弥陀如来です。
慶照寺の歴史は永禄2年(1559年)に田坂教春によって現在の府中市荒谷町の高倉に開創されたことに始まります。田坂教春は出家前は田坂規仲と称し、現在の三原市小坂町にあった稲村山城主田坂義詮の子です。田坂家は土肥氏の庶流とも言われ、応永年間(1394年-1427年)に同じく土肥氏庶流の小早川春平によって下野国から招かれ、代々沼田小早川家の家臣で家老職を務める家柄でした。
慶照寺はその後、天正年間(1573年-1592年)に土生、さらに同村内の殿坂へと移転し、三世宗言の代になって出口の寺窪に移り、元文5年(1740年)七世知教の代に現在地出口町鴨田へと移転しました。住職は代々田坂家が務め、現在は第14代の田坂英俊です。
広島県府中市出口町1165