広島県府中市出口町にある首無地蔵菩薩は、1977年に同地で発掘された首のない地蔵像です。この地蔵像は、市内在住の東寿男が夢枕に現れた地蔵菩薩の指示に従って発掘したもので、霊験があるとされるため、多くの参拝客が訪れています。
首無地蔵菩薩は、八ツ尾山の南麓にある標高65メートルの小さな丘の上にあり、広い駐車場があります。境内には、35センチメートルの高さを持つ首のない石仏が祀られています。この地蔵像は、特に月例祭や春秋の大祭の際には大勢の参拝客が訪れ、多くの人々が祈願をしています。
首無地蔵菩薩は、病気に効き目があるとされており、参拝者は地蔵経を唱えることで祈願をしています。また、境内には土産物屋が並び、門前町が形成されており、府中市の有名な観光地となっています。
広島県府中市出口町250