西山本館は広島県尾道市十四日元町に位置する歴史ある宿泊施設です。この施設は大正時代の木造三階建ての建築物で、現在は貴重な文化財として残っています。港や造船所関係者が多く宿泊し、外国人宿泊者のための洋室も残っています。
西山本館は「本当の尾道文化」を体験できる旅館として蘇っており、尾道文化を今に感じる6棟の離れ8室と本館客室を備えています。客室は和の伝統と機能美が宿り、瀬戸内海を望む広い庭園を囲むように建っています。日本建築の伝統を物語る意匠は残して活かし、新しい時代の快適さを加えた客室を提供しています。
この施設は尾道の文化が息づく過ごし空間を提供しており、尾道の茶園文化を受け継ぐ交歓の場や瀬戸内の酒庫を思わせる「光琳ラウンジ」などを備えています。滞在中は思い思いの時間をお過ごしく、瀬戸内の四季が育む食材を使った料理を味わうことができます。