広島県府中市府中町にある府中村は、安芸郡の飛び地として広島市に囲まれた特徴的な地域です。この地域は、南西に傾いた地形で、北東部には200m級の山地が連なり、南西部には低地が広がっています。低地部はほぼ市街化され、丘陵部に向けても住宅団地が造成されています。
府中村は、自動車産業が盛んで、農業就業者の割合が極めて低いのが特徴です。以前には東洋一と称されたビール工場も稼働していましたが、現在は跡地に大規模商業施設が建設されています。交通では、JR山陽本線が東西を横断し、唯一の駅であるJR向洋駅が設置されています。
歴史的には、府中村は古代安芸国の政治文化の中心地であり、江戸時代には広島藩の領地でした。明治22年の市町村制施行により府中村となり、以後町村合併の歴史もなく、昭和12年には町制を施行しています。
広島県府中市府中町185-15