須佐神社

須佐神社は広島県三次市甲奴町小童に位置する神社で、千二百年の伝統を持ち、厄除けの神として広く信仰されています。祭神は須佐之男命（素戔嗚尊と呼ばれる）で、神代の昔より三貴子（神）のひとりとして天照大神、月読命とともに崇められています。

この神社は、植林国土開発経営の英雄神であり、人間に福祉を授ける神とされ、農神、疫神としても深い信仰を集めています。特に「小童の祇園さん」として崇敬されており、祇園祭りは例年7月第3日曜から火曜にかけて開催され、無病息災を祈っています。

須佐神社の祇園祭りは、広島県重要無形民俗文化財に指定されており、波梨賽神社の本殿である「大神輿」は広島県重要文化財に指定されています。祭りの際には、多くの人が綱を持ち、本殿から大神輿を引き出します。