尾道市立中央図書館は、広島県尾道市東久保町に位置する図書館です。この図書館は、古い歴史をもつ港町・商都の図書館として、尾道関係の近世文書を約2,300点所蔵しています。文学の町として、郷土ゆかりの文学者などの資料収集に努めています。
この図書館は、市民ラウンジ、大小会議室、視聴覚ホール、学習室、茶室などを併せ持つ複合施設です。参考図書コーナー、対面朗読室、おはなしの部屋などを備えており、市立図書館の中心館として機能しています。
また、図書館は地域文化の創造に寄与するために、生涯学習の場としての役割を果たしています。山路機谷氏の遺品資料40点も所蔵されており、文化14年(1817)に生まれた漢学者としての彼の才能が高く評価されています。
広島県尾道市東久保町4-1