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本村納涼祭 思い出が彩る夏の一夜限りの祭典
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広島県山県郡安芸太田町大字下筒賀にある浄念寺は、浄土真宗の寺院です。この寺院は、広島県内で唯一の白壁土蔵造りの本堂を擁しており、文化15年(1818年)に建てられたものです。この本堂は日本で最大の白壁土蔵造りであり、平成3年(1991年)に国の重要文化財に指定されています。
浄念寺は、室町時代の明応年間(1492年から1500年)に創建されたと伝えられています。創建当初は衰退したが、天正19年(1591年)に春日元忠が再興し、元和4年(1618年)に堀直寄が村上藩に入封した際、寺町に集められたと考えられます。さらに、寛文7年(1667年)には当時の藩主榊原政倫が珂碩上人を招き、榊原家の菩提寺としています。
この寺院は、歴史的に重要な役割を果たしてきたことがわかります。特に、間部詮房が村上藩主となった際には、浄念寺が菩提寺として利用されました。現在の本堂は、文化15年(1818年)に建てられたもので、内部の天井が高く吹き抜けている特徴があります。