榊森神社は広島県安芸郡熊野町新宮にある神社です。この神社は熊野三山の一つであり、熊野速玉大社と共に熊野三所権現を構成しています。熊野速玉大社は新宮市新宮にあり、熊野本宮大社・熊野那智大社と共に熊野三山を形成しています。
熊野速玉大社は平安時代以来、33年に一度の遷宮を行っており、遷宮のたびに新たな神宝が調進されていました。特に明徳元年(1390年)に遷宮が行われた際には、時の幕府(足利義満)が中心となって製作・奉納した神宝が多く残っています。
榊森神社は熊野三所権現の一つであり、熊野速玉大社と共に重要な神社です。熊野三所権現は上四社、中四社、下四社の三社からなり、熊野川の中州に鎮座していた江戸時代中期に造築された本殿が特に有名です。
広島県安芸郡熊野町新宮8丁目