広島県尾道市御調町菅にある尾道柿園は、柿渋や柿酢、干し柿を製造販売する施設です。この施設は、昔ながらの作り方で完全無添加・天日干しの干し柿を作っており、特に柿渋は立花テキスタイル研究所のバッグや小物を染めるのに使われています。尾道柿園は、自然豊かな山の上にあり、日照時間が長く風通しも良い環境で柿を育てています。
この施設は、8年前に地元出身の若者が友人と共に立ち上げたもので、子供の頃の里山を駆け巡った思い出を再現するために始められたプロジェクトです。現在では、干し柿の販売を中心に、柿酢や柿のドライフルーツも製造しています。
尾道柿園は、自然と共存する製造方法を重視しており、柿の皮を剥くことも手作業で行っています。また、柿を傷つけず等間隔に吊るすための手作りの道具も使用されています。このような伝統的な製造方法が、尾道柿園の特徴です。
広島県尾道市御調町菅2030