広島県尾道市にある光明寺は、800年代に慈覚大師円仁によって開基された浄土宗の寺院です。この寺院は、尾道市天然記念物「蟠龍の松」と呼ばれる樹木や、第12代横綱陣幕久五郎夫妻の墓とその顕彰標、手形記念碑を有しています。
寺院の歴史は古く、元々は天台宗のお寺でしたが、1336年に足利尊氏の西下に従軍僧として同行した道宗が再建し、浄土宗に改宗しました。室町時代には村上水軍の信仰を集め、1588年には豊臣秀吉の「海上鎮圧令」により武士を捨てた水軍たちが回漕問屋へと生業を変え、その後檀家となり寺を支えました。
現在、光明寺は仏像や仏画、石塔・墓など多くの文化財を有しており、境内には木造千手観音立像や金銅聖観音立像、金銅阿弥陀三尊立像などが保存されています。また、寺院の周囲にはシンパクなどの植物も見られ、静かに参拝や散策が楽しめる環境が整っています。
広島県呉市川尻町東3-3-17