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熊野町観光案内所「筆の駅」は、広島県安芸郡熊野町出来庭に位置する観光情報提供施設です。この施設は、熊野町が日本一の生産量を誇る筆の製造を中心とした観光案内を担っています。併設ギャラリーでは、作品展示を行い、地域の芸術文化向上を図る取り組みも行っています。
熊野町は、広島県西部に位置し、広島市から東南へ約12kmの地点にあります。町域面積は33.76平方kmで、周囲を山に囲まれた標高約220mの高原状の盆地を形成しています。熊野川、二河川、平谷川の3本の二級河川が流れ、222ヵ所のため池が存在します。歴史的には、7世紀の律令体制下で安芸国安芸郡に含まれ、「養隈郷」と称されていました。
熊野町は、江戸時代から伝わる筆の製造を産業の中心として「筆の都」として栄えてきました。天保9年(1838年)に毛筆製造技術がもたらされると、上方の職人の指導により技術普及が図られ、筆の生産が盛んに行われるようになりました。熊野で製造された筆は芸州筆として全国に販売されていました。現在でも、熊野の筆作りは町の大きな産業の一つで、その生産量は全国一を誇ります。
広島県安芸郡熊野町出来庭10-6-24