広島県立油木高校

広島県神石郡神石高原町油木乙に位置する広島県立油木高校は、神石高原町で唯一の高等学校です。この学校は大正11年に開校し、現在は普通科と産業ビジネス科の2科を併設する総合型の高等学校となっています。普通科では、生徒一人一人の多様な進路に対応したきめ細かな教育活動を展開し、産業ビジネス科では、農業クラブの活動や地域産業研究などを通じて、地域の文化や産業を背景とする特色ある教育内容を実践しています。

油木高校は、連携型中高一貫教育校として、神石高原町との協働を通じて、地域の課題に地域の人々と協働し、課題解決に寄与する活動を行っています。また、神石高原町からの御支援による大学進学を更に応援するための公設学習塾「はやぶさ塾」や、課題発見解決力を伸ばす「神（JINゼミ」などの連携型活動も行っています。

この学校は、地域課題を洞察する力や、地域の自然を活かす実践技術を身に付け、地域に貢献する人材を育成することを目指しています。生徒たちは、多様な価値観が学校の中にあるということを理解し、地域に根ざした教育を受け、将来の地域の発展に貢献する人材として育成されます。