広島県竹原市忠海長浜に位置する電源開発株式会社 竹原火力発電所は、石炭火力発電所として運営されています。この施設は、1967年に1号機が運転開始し、1974年に2号機が運転開始、1983年に3号機が運転開始しました。特に、2号機は当初は重油焚きであったが、石油代替エネルギー対策の一環として流動床ボイラを採用した海外炭火力に改造工事を行い、1995年に営業運転を再開しました。
2020年には、新1号機が運転開始され、最新設備の導入により大気汚染物質を大幅に削減し、世界最高水準の発電効率を達成しています。また、CO2排出量を約2割削減しており、バイオマス燃料の混焼率10%も目指しています。
この施設には、展示館もあり、最新鋭の石炭火力発電所の紹介ムービーや、360度全ての角度から見ることができるVRコンテンツが提供されています。展示館では、最新鋭の発電所内設備や、新1号機の屋上から瀬戸内海の島々や発電所の全景を楽しむことができます。
広島県竹原市忠海長浜2丁目1-1