
生きるチャンスを学ぶ 令和6年度救命講習開催
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西福寺は、広島県廿日市市津田に位置する浄土宗の寺院です。寺院の歴史は古く、文亀元年(1501年)に三浦兵庫頭の菩提寺として本浦の地に真言宗龍清院香嶋山西福寺として建立されました。慶長二年(1598年)には北小路中納言輔道卿の二男権丸即ち初代住職釋玄清が入寺し、浄土真宗に改宗され恵心院香嶋山西福寺となりました。
寺院はその後、現在の淵崎(現在の仁保二丁目)に移転されました。現在の本堂は享保三年(1718年)に再建されたものですが、明治時代に大修復が成されました。昭和二十年(1945年)八月六日の原子爆弾による爆風被害や平成三年(1991年)九月の台風被害などを受け、老朽化が進みましたが、平成七年(1995年)に本堂屋根葺き替え、内陣・外陣の彩色・金箔張り替え等の修復が行われました。
西福寺は、浄土真宗寺院としての歴史と文化を伝えており、現在も十七世住職釋照道が法灯を継いでいます。寺院では、年中行事として元旦会、御正忌法要、春季彼岸法要など多くの法要が行われています。