
生きるチャンスを学ぶ 令和6年度救命講習開催
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広島県廿日市市原にある極楽寺山のアカガシは、指定された自然記念物です。このアカガシは、幹の周囲が7.7メートル、樹高が20メートルで、推定樹齢は500年以上とされています。
この木は、ブナ科コナラ属の常緑広葉樹で、学名はQuercus acutaです。アカガシは、材が赤味を帯びることや若い枝と葉に赤褐色の毛があることから名付けられています。この木は、宮城県以西の本州、四国、九州、朝鮮半島南部、中華人民共和国、台湾に分布しており、山地に自生します。
アカガシは、神社や庭に植栽されており、木材としても利用されています。特に、車両や船舶、三味線の棹、木刀などに使われることが多いです。この木の葉は、肉厚で表面に光沢があり、裏面は淡い緑色で、長さは7~20センチ、幅は3~5センチです。また、雌雄同株で、4~6月には雌雄ぞれぞれの花を咲かせ、翌年の10月には果実が熟します。