広島県東広島市高屋町重兼にある正源寺は、約450年前の天文5年に鮭延典膳貞綱公の菩提寺として開かれた浄土真宗寺院です。この寺院は、湯殿山大日坊総門を移築した立派な山門で有名で、高さ13メートル、間口9.7メートル、奥行6.1メートルの12脚の堂々たる楼門が特徴です。
この山門は、昭和36年に移築されたもので、当初は湯殿山大日坊総門として使用されていました。現在は、正源寺の山門として、寺院の入口を飾っています。寺院自体は、鮭延典膳貞綱公の菩提寺として開かれた歴史を持っており、地域の文化遺産として重要な位置づけられています。
正源寺は、東広島市の高屋町重兼に位置し、JR山陽本線の白市駅や西高屋駅、入野駅から徒歩でアクセス可能です。寺院の周辺には、自然が豊富で、歴史的価値が高い建造物が多く残っています。訪れる人々に、歴史と自然の融合を体験してもらいたいという願いが込められています。
広島県東広島市高屋町重兼416