広島県広島市安芸区船越にある正専寺は、真宗大谷派寺院です。この寺院は、広島県北部の山あいにあるお寺で、門信徒の皆様に大切に護持されています。
寺院の歴史は、西国行脚の際に備中国哲多郡神代村北山に照専寺を創立した下総の国郷士渡辺周防守好房が始まりです。五代目祐圓が寺務隠居後、永享年中(1440年頃)に備後の国恵蘇郡竹地谷村に一宇を創立し、寺号を正専寺と称しました。七代目祐観が現在地に寺を建立し、現在地に寺基を定め約370年になりました。
現在、正専寺は浄土真宗本願寺派に属し、現住職は小滝信嗣です。寺院では、浄土曼荼羅の世界絵解きの館があり、浄土三部経曼荼羅等を展示しています。
広島県広島市安芸区船越2-12-1