安楽寺は広島県広島市安佐北区安佐町大字小河内にある寺院です。同寺院は法然上人の弟子である住蓮上人と安楽上人が開基した寺院で、現在は全国各地から多くの参拝者が訪れています。
この寺院は、松虫姫と鈴虫姫のゆかりの寺院として知られており、特に「鹿ヶ谷かぼちゃ供養」という伝統行事が行われています。この行事では、参拝者に煮炊きしたかぼちゃがふるまわれ、寺宝も公開されます。
境内には住蓮と安楽の墓、後鳥羽上皇の女御であった松虫と鈴虫の供養塔があり、ご本尊は阿弥陀如来像です。通常は非公開ですが、春の花と秋の紅葉の時期に合わせた期間と、かぼちゃ供養の日などに一般公開されます。
広島県広島市安佐北区安佐町大字小河内4601-1