広島県広島市安佐北区深川にある木造薬師如来坐像は、室町時代中期(15世紀)に作られた文化財です。この像は肩より腹にかかる肩衣にかすかな飜波(ほんぱ)式の彫法の痕が見え、体内には寄木(よせぎ)を支える組み木が使用されています。像高は270㎝で、寄木造、漆箔仕上げされています。
この薬師如来坐像は、広島県の重要文化財に指定されており、本堂の左奥にある薬師堂(方4間、2層宝形造)に鎮座しています。面長で角ばった表情をしており、歴史的価値が高い文化財です。
この木造薬師如来坐像は、広島市安佐北区深川に位置し、歴史的な価値を持ちながら、地域の文化を代表する重要なスポットです。訪れる人々に歴史的価値と文化的価値を伝える貴重な文化財です。
広島県広島市安佐北区深川4-5-14-6 明光寺境内