広島県広島市安佐南区長束にある広島市立長束小学校は、1874年に設立された公立小学校です。学校は安佐南区の南端部に位置し、周囲は住宅地に囲まれています。児童数は504名(2015年)で、敷地のすぐ横にはJR可部線が走り、太田川放水路にも近いです。
学校の歴史は、1874年に設立された果能舎・好徳舎が起源となっています。これらの学校は後に芦田学校・市場学校と改称し、長束学校と統合されました。その後何度かの改称を経た後、1947年の学制改革により祇園町立長束小学校となった。1968年に現在の場所に移転し、1972年に祇園町が広島市に編入されたことで広島市立長束小学校となった。
学校周辺はかつて田畑が広がる農業地帯でしたが、国道54号(現国道183号)の開通後は工場や商店が立ち始め、旧市内の市街地に接していることから宅地への転換が進み、人口が急増しました。現在は児童数が落ち着いており、学校は地域の教育の中心として機能しています。
広島県広島市安佐南区長束4丁目15-1