広島県広島市安佐南区古市にある古市薬師寺は、高野山真言宗に属する寺院です。この寺院は、松原山薬師寺としても知られており、御本尊は薬師如来です。古市のお薬師さんとして遠近より信仰されており、開創の歴史は浅く、明治時代に山陰の一畑寺より御本尊を迎えました。
この寺院は、神武天皇御東征に安芸国に立ち寄られたと伝えられており、当地より渡海されたと考えられます。近くには帆立、来船の地名があり、海辺を松原と称しています。
古市薬師寺は、歴史的に重要な寺院であり、現在も地域の信仰の中心として機能しています。寺院の周辺には、古市児童館や広島市安佐南区福祉センターなど、公共の施設もあります。
広島県広島市安佐南区古市1丁目