広島県広島市中区紙屋町にある「紙屋町シャレオ」は、2001年(平成13年)4月に開業した広島初の地下街です。この施設は県・市・民間企業の出資による第三セクター「広島地下街開発株式会社」により運営されており、延床面積は24,930平方メートル、商業施設面積は7,120平方メートルです。店舗数は75店舗で、駐車台数は206台あります。
紙屋町シャレオは、若い女性をターゲットにしたアパレル店や雑貨屋、スイーツ店などが多く入居しており、既存店舗との競合を懸念して着工・開業が遅れた経緯もあります。施設内にはイベント会場としても使用される中央広場があり、全国高等学校クイズ選手権の中国地方大会決勝戦(2000年)も開催されました。
この地下街は、広島電鉄の本通駅、県庁前駅、紙屋町西電停、紙屋町東電停などと接続されており、国土交通省の事業により、シャレオ内の通路は「道路」扱いとなっています。南北と東西では道路管理者が異なっており、南北は上を走る直轄国道国道54号の一部で国土交通省中国地方整備局、東西は広島市が管理しています。
広島県広島市中区紙屋町2 地下街218号