
感動登録式でつなぐ原爆追悼長岡館長の平和の想い
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国立広島原爆死没者追悼平和祈念館は、広島県広島市中区中島町に位置する国立の施設です。この館は、2002年8月に開館し、原爆死没者の尊い犠牲を銘記し、恒久の平和を祈念することを目的としています。館内では、原爆死没者の氏名や遺影を収集し、被爆体験記の調査や整理を行っています。
館内には、原爆の犠牲となった方々を追悼するための平和祈念・死没者追悼空間があります。この空間には、原爆投下の年の暮れまでに亡くなったとされる人数と同じ数の小さなタイルが壁全体に360度、約14万個で表現されています。このタイルの数は、原爆投下の年の暮れまでに亡くなった人数と同じ数です。
館では、被爆体験記や追悼記を集めています。被爆者が体験した被爆の惨禍と、その体験に基づく平和への思いなどを、国内外の人々、そして次の世代へ伝えていくために、皆さまが書き記した体験記をお寄せください。館内で公開し、データベース化を進めます。また、教育関係者向けには、平和の大切さを次世代へ伝えるためのワークブックや被爆体験記の朗読会、被爆体験伝承者の派遣などを行っています。
広島県広島市中区中島町1-6