広島県広島市中区袋町にあるクロガネモチは、被爆樹木として知られており、頼山陽史跡資料館に位置しています。このクロガネモチは、原子爆弾の被害を受けたが生き延びた木として歴史的価値が高く、地域の平和推進のシンボルとして重要な役割を果たしています。
このクロガネモチは、地域住民や商店主が結成する「中一区187号線活性化委員会」が、周辺地域の環境意識向上を目指して養蜂を始めるなど、地域の活性化にも貢献しています。蜂蜜の採取や地域の環境保全に向けた活動が行われており、地域住民の連帯と環境意識の向上に役立っています。
また、クロガネモチの説明板が約20年ぶりに更新され、新しいステンレス製の板が設置されています。この説明板は、クロガネモチの歴史的価値や環境保全の重要性を伝える役割を果たしています。地域住民や観光客が訪れる際には、クロガネモチの歴史と環境意識を学ぶことができる貴重なスポットとなっています。
広島県広島市中区袋町5-15 頼山陽史跡資料館内