顕徳寺は広島県大竹市油見2丁目17に位置する寺院です。天文14年(1545年)に僧「道近」によって開基されたと伝えられており、当地の勝善寺、光明寺に37年遅れて建立されました。
この寺院は歴史的に重要な役割を果たしてきました。天正10年(1582年)、武田勝頼が織田、徳川、北条などの攻撃を受けた際、真田昌幸が武田勝頼を岩櫃城に迎え入れるために、岩櫃城の近くに御殿を建てました。また、江戸幕府の奉行所「御殿」跡にも近く、出浦がつくった新しい町・原町の中心に位置しています。
顕徳寺は多くの見どころを持ち、参道入口の大きな庚申塔類、将軍地蔵、光明真言のマニ車などが見どころです。この寺院は歴史的価値と文化的価値が高いスポットとして、多くの訪問者を魅了しています。
広島県大竹市油見2丁目17-8